さて、前回にバッテリー交換をしたスイフト。
今回はオイル交換をしていきます。
今年の始めにオイル交換したまま、手付かずだったので、夏も超えそろそろやらないとまずいです。
オイルは滅多に減ることがないですが、酸化したり、繰り返しの摩耗や熱で劣化します。なので、3000~5000キロの距離を走らなくても、3カ月経てば交換した方が良いとされてますね。現に今乗ってるスイフトは燃費がみるみる落ちてきました。
前に乗ってたアルテッツァはオイル交換を守っていたので、燃費が最初乗ってた時より伸びましたね。
あと、今回は見送りましたが、オイル交換の2回に1回はオイルエレメントを交換した方が良いらしいです。
これはオイルのフィルターみたいなもんです。これもずっと使っていると、金属片などが詰まるので、オイル交換の度ではなくても、2回に一回は交換とのこと。このオイルエレメントの交換する時としない時で必要なオイル量も変わってしまうので、それも念頭にいれて準備した方がいいですね。
用意したもの
さて、今回スイフトのオイル交換に用意したのがコレ
そんなに高グレードでもないですが、一般ユーザーでオイル頻度さえ守れば、そんなに高価なオイルを入れなくても大丈夫。
あとは
汚れた時の油落とし。パーツクリーナーと
汚れを拭くペーパー。ウエスなんかでもいいですね。
あとは廃油処理をするためのパック
そして、大本命・・・
オイルチェンジャー!これは、手動で負圧をつくり、エンジンの中のオイルを吸い出してくれる道具。
オイルを付属のホースで上から抜くので、車をジャッキアップする必要がなく、お手軽にオイル交換できちゃいます。今回は、これを使って上抜きでオイル交換しようと思います。
作業開始
まずエンジンのフィラーキャップを外せるのを確認。
これを一番最初にやって、エンジンを入れられるのを確認しておかないと、抜いたあとに、キャップが外れなくて、オイルを入れられない!というアクシデントを防ぎます。
次にオイルゲージを引っこ抜き、汚れないようにどかしておきます。地べたにおいて砂や汚れがつくのを防ぎます。
で、引っこ抜いたゲージの穴にオイルチェンジャー付属の細いホースを突っ込みます。
この時、突っ込みが甘いとオイルが抜けきらなかったり、負圧を作れなかったりするので、何度かつつきながら、ホースをしっかりエンジン底まで入れます。
そして、そのまま自転車の空気入れのように、本体のサクションをしゅこしゅこすると、ホースを辿って、丸い部分にエンジン内のオイルがとろーり流れてきます。
負圧が途中で切れるので、オイルが流れなくなったら、数回しゅこしゅこして、またオイルが流れ始めるのを確認。数回これを繰り返し、ホースの中身が切れるまでやります。
大体、こんな感じで、たまっていきます。この横線が各1リットルなので、これを目安に量を確認しながら吸い取ります。
吸い取り終わったら、ホースを吹きながらエンジンから引き出します。
どっかオイルついたら、パーツクリーナーで拭き取ります。
容器に規定量より少なめのオイルを移し、一番最初に外したフィラーキャップのところから、エンジンにオイルを入れます。
規定量より少なめのオイルを入れるわけは、オイルを入れすぎるとまた抜く手間が掛かるので、確認しながら入れるためです。
自分はこれを怠ったので、入れたあとにまた抜きました。
入れたあとに、オイルゲージを突っ込んで、オイル量を確認します。
この時、オイル量が二つの穴の真ん中にくるようにします。
オイルが足りないとエンジンは焼き付きますし、多すぎても、オイル上がりをするらしいので、真ん中に合わせておきます。
そして、フィラーキャップを閉め、エンジンをかけ、異音や臭気がしないか暖気しながら確認し、その間にオイルチェンジャーに吸い出したオイルを付属のノズルに交換し、オイル処理パックに廃棄します。
真っ黒ですね。
そのあと、オイルパックに付属のタイラップで袋を縛り、自治体の決まりに従って、オイルパックを処理します。
おわり
やはり、長らくエンジンオイルを交換してなかったので、オイル交換後は好調です。特にエンジン音が少し静かになった気がします。
ジャッキアップするのが大変なので、エレメントのことも考えて、せめて2回に一回は、このオイルチェンジャーを使えば、簡単にオイル交換ができます。
車の寿命を伸ばすのにも大切なエンジンオイル交換。
大変さから敬遠しがちですが、このオイルチェンジャーなら手軽にできるので、一個あっても便利かもしれません。
さすがに次はエレメント交換しなきゃな。
明日もいい日でありますように