曇りだったり、晴れてみたり、と思ったら、突然雨が降りだしたり、なかなかアクティビティに動けない日々が続いてますね。兄です。
せっかくブログなんか初めてみちゃったりして、バイクも乗りたいな、なんて思ってもこう雨続きだと、重たい腰も更に重たくなるもんで・・・
しょうがなく、今まで撮っていたバイクの写真なんかをみたりして、気分を紛らわそうとしていたら、段々懐かしくなってきて、少しでもブログに纏めてみようかと。
一番最初のバイク
言わずと知れたホンダ VTR250 でござい。
元々は車の方が好きで、原付を取って足代わりに使って、後に四輪の免許をとってしばらく遊んでたものの、友人にそそのかされ、普通二輪取得。
さぁ、免許取ったら、すぐさま乗りたいのが世の常ですよ。
ただ、ホントに勢いだけで免許取りに行ったんで、バイクを買うお金がないわけですよ。・・・文字で起こすとホントにアホだな(笑)
そして、アホの勢いに乗ったまま思いつきました。
ジャンクなら安く手に入るぞ!
ウケ狙いでも、なんでもなく真面目に。「これでバイクに乗れるぞ」と勢いごみ、そく購入の運びへ。
一応、勝算はあって、車はある程度自分で弄ってたし、比較的壊れ難くて、情報量多くて部品も出回っているバイク乗りの人がブン回さない車種にしようと選ばれたのがコイツだったわけで。
ここからが大変だった
納車(配達?)されてきて、ファーストインプレッションは、思ったよりもボロボロでエンジンはかからないわ、ブレーキは引きずってるわ、タンクからマラカスみたいな音を奏でるわ、で状態は最悪。
でも、あんまり気にならなかった、というよりそんな状態でも、自分のバイクと思えば、ワクワクの方が強かったかな。
そしたら、そこから乗れるようになるまで整備漬けの毎日
ブレーキ変えて・・・
タンクの中も錆だらけなので、
スッキリポンして
他にも、オイルにエアクリ、プラグにキャブと色々なところ触っては、動かして止まって、また触っては動かして止まっての繰り返し。
最後の方は、バイクを「乗りたくて買ったのか、弄りたくて買ったのか」分からなくなりましたね。
友人からは、このVTR250は「ミサイル号」って呼ばれてました。
別れは突然に
そんなこんなで、騙しだまし乗ってると、ある日エンジンかけた時に、エンジンからモクモク煙が。
もう尋常じゃない程に。
直感で「これはヤバイ」と感じ、知り合いのバイク屋さんに取りにきてもらいました。
(直感も何も、一目見てエンジンダメだなと思うほどの煙でしたがね)
動き始めた頃の雄姿。
数日後、ミサイル号を預けたバイク屋さんから連絡がきて、ラジエーターの水がエンジンに回って、水蒸気になってモクモクした、と(確か、そんなような説明だった気が・・・詳しく覚えてない)
で、修理するか乗り換えるか選択があるが、乗り換えを勧めますねと言われて、内心、「そりゃあ元々ジャンクだからね」と思い、乗り換えを選択しましたね。
勿論、乗り換えなんて、想定してませんからね、店頭に売ってるようなのに手がとどきませんよ。
そこは、バイク屋さん、話上手。修理費とトントンぐらいの安い乗れるバイクなんて知らないよと、話すと
「・・・あるよ」
無論、そのバイクが二代目になりました。それが、これ
スズキ ボルティー!!
車体がコンパクトで、足つきもよく、何より車重が軽くて取り回しも楽々なので、女性に特に人気な一台。
昔は郵政にも、使われてたようで、250ccのカブとの異名もあるとか。
これが、ホントに乗りやすくて、250ccなのにちょっと荷物の乗った原付かな?と思うぐらい。
見た目もノスタルジックというか、昔ながらのネイキッドアメリカンのかたち。
何より、原付を足代わりにしていた頃、一番長い間乗ってのが、ヤマハのYB-1というバイクで、それに似てたのも購入の決め手だったかも。
乗り始めて感じたことは、さきにボルティーの難点。先ずは、『非力』
単気筒で20馬力というスペック。前に乗ってたVTR250が2気筒の32馬力と比べるとスピードでの爽快感は皆無。それに伴って、高速道路や速度の速いバイパス道路なんかでは、周りと並走するのが、怖かった。
それと、もう一点は、パーツの無さ。同じスズキのバイクと共有できる部品は、いくつかあれど、後ろに箱等を搭載する為の、リアキャリアがなく(あってもめっちゃ高い)、ウインカーが隠れてしまう為、なかなかサイドバックつけるにも市販のだと苦労しましたね。
それでも!!!
自分は、峠なんかで、ビュンビュンするタイプではなく、トコトコ乗るのが好きなので、馬力の無さは、そんなに気にならなかったですね。それに、馬力はエンジンの回転を引っ張って出すのに対して、発進時の出だしやギヤ一つの範囲に影響するトルクが2.1と高く、先述のVTR250は、2.4と馬力とは打って変わって、殆ど変わらない数値。車重の軽さと相まって、のんびりまったり乗る人や、近場をグルグル回る用途にはうってつけかと。
そういいながらも、Ninja乗ってた友人と箱根や伊豆ツーリングしたり、ガンガン高速使って、遊びに行ったりしてました。
気持ちばかりのサイドバック。
お限界をむかえる
ガンガン乗りまくってたある時、出先で突然のエンジンストール。幸い、自宅をでたばかりの近所で止まったので、なんとか帰宅。
そのあと、何度か試すが、エンジンは掛かってもふけあがらず、止まってしまう様に。
一応、日ごろのメンテナンスはしていたものの、頑丈といわれるボルティーにも限界が。
年式が年式なだけに、諸症状は前々から出ていて、「・・・ついにか」といったところ。(Fフォークが漏れ出してて、リッターも16を切ってた)
先のミサイル号の様に、またばらして整備すれば直るのかもしれないが、丁度この頃は、忙しく、整備するどころか、バイクに乗る時間すら作れなくなってきたこともあり、バイクを手放そうと決意。しばらくバイクには乗らず触らずの日々。
でも、ボルティー自体は手元にありました。処分するにも、その手続きする暇と気力がなかったので。
それから一年ぐらい放置。
やっと、忙しいのもひと段落し、忙しさの鬱憤から、思い立つわけです。
「そうだバイク、買おう」(そうだ京都、行こうばりに)
思い立ったら吉日、ということで早速、車両探しです。
で、見つけきたのが、コイツ
VTR250(FI) んンン・・・おかわり!
全く代わり映えせず、すいません。
やっぱり、情報と部品の多さは大事だなぁ、とおもいまして。タイトルにある通り、素人初心者なので、最初のVTR250いじった時も、スマホ片手にGoogle先生にお尋ねしながらやりましたもん。(ある程度は、趣味の車と仕事の延長線上の経験でやりました)
でも、中古車ながら天下のホンダ。乗り出しに基本的な整備はしましたが、今まで故障らしい故障はなく、元気に走ってます。(今までのバイク遍歴から、バイクは壊れるもんと認識してます)
先代のは、キャブ車だったのですが、これはFI車で始動性が、とてもお利口。スペック数値は心ばかりか落ちてるものの、安定して乗りやすく、たいへん満足。
千葉や茨城、伊豆や長野にもいきました。
タンクの凹みは元からなんですけど、一回立ちごけして、レバーが曲がって交換したり、ビキニカウル付けたり、おけつが痛くなるので、自分で、シートのアンコ盛りしたりと、何かと手を加えながら、乗ってます。
そろそろ、これを書いてる間に、梅雨が明けそうなので、またこの相棒とツーリングに出かけたいと思います。
・・・実は、次に乗るバイクは決めてるんですが、自分にとっては、このこが優秀で、乗り換える理由がないので、動かなくなるときまで、よろしく頼むよ。
さてさて、ここまで、長文のお付き合いありがとうございました。人よりすこし遠回りして、バイクと付き合ってるようなきがしますが、これはこれで、面白いのでいいのかな、と思います。
バイクの数だけ、ドラマがある。ということで(笑)
明日もいい日でありますように。でわっ!